応急手当

ケガで出血した場合

人間の血液量は、体重1Kgについて約80mlあるといわれています。そして、全血液量の3分の1以上を一時に失うと生命に危険が及びます。直接圧迫止血法 イメージ画像

  1. 清潔なガーゼやハンカチ・タオルなどの布で直接傷口を強く圧迫する方法が最も有効である。手足であれば心臓より高い位置にもってくると血が止まりやすい。
  2. それでもまだ血がにじむときは、最初の包帯等をほどかずに、その上からさらに当て布をして、いっそうしっかりと包帯等でしばる。
  3. 大きな血管が切れて大出血が起こった場合でも、傷口を厚く重ねたガーゼなどで強く圧迫する方法がもっともよい。
  4. 以上の直接圧迫止血法で止まらない場合は、傷口より心臓に近い止血点を指や手で圧迫して止血します。



骨折した場合

 

  1. 骨折の部位が動かないように上下の関節をふくめて副子(そえ木)を当て、固定する。
  2. 長めのそえ木をあて、タオル・三角巾・風呂敷など、有り合わせの物でしっかりくくる。
  3. そえ木と皮膚との間に隙間があるときは、固定が弱くなるので、やわらかい布をはさんですき間が無いようにする。



やけどの手当

  1. やけどをしたら、まず水道水を流しながら10〜20分以上冷やす。顔や胸・腹部のように水道水を流しにくい部位では、氷のう・ぬれタオルに氷を包んであてる。
  2. 衣服を脱がせにくいときは、無理して脱がせず、そのまま衣服の上からたっぷり水をかけて冷やす。
  3. 硫酸・塩酸・カセイソーダなどの化学薬品によるやけどのときでも同じような処置をおこなう。



炎天下で倒れた場合

  1. 涼しい所へ運び衣服をゆるめて楽にさせます。
  2. 体温が高い時は、冷たい水で全身の皮膚を拭いたり氷枕や氷のうで頭を冷やしたりします。

鼻血が出た場合

  1. 鼻をしっかりつまみ、あごをを引き、口で息をして安静にします。鼻から額にかけて濡れたタオルで冷やします。
  2. うなじをたたいてはいけません。効果もなく、脳の真下をたたくことになるので危険です。
  3. 止まらないときは、他の病気や原因が考えられるため、すぐに医師の診療を受ける.

画像 東京法令出版