• 文字サイズ・色合い変更
  • サイトマップ

ここから本文です。

救命事例集

更新日:2018年3月1日

日常生活に潜む危険について知ろう! ~事故・救命事例と予防対策~

日常生活の中にはたくさんの危険が潜んでいます。でも、ほんの少しの注意や心掛けで未然に防げる事故もあります。家の中や外出先にはどんな危険が潜んでいるか?具体的に知ることがケガや病気を防ぐ「予防救急」への第一歩です。

家の中に潜む危険

転倒や転落など、事故の多くは家の中で発生しています。家の中で起きる事故は、不注意によるものから、まさかと思うような事故までさまざまです。起こりうる事故を予測・予防して、より安心して過ごせる我が家を実現しましょう。

事故の事例と防止ポイント

床上に置いてあったビニール袋で足を滑らせて転倒し、腰をケガした。

家の中は整理整頓を心掛け、できるだけ足元に物を置かないようにする。

洗濯物を抱えて階段を下りていたら足を滑らせて転落し、頭と腰を強打した。

家の中は整理整頓を心掛け、できるだけ足元に物を置かないようにする。

靴下やスリッパは滑り止めのついたものを使用する。

子どもが歯磨き中に歩いたり走ったりして転倒し、歯ブラシで口の中をケガした。

子どもが口に歯ブラシや割り箸などをくわえて歩行しないように注意する。

母親が自分の体を洗っていて目を離したすきに1歳の子どもが浴槽内で溺れた。

髪を洗うときは、子どもを浴槽から出す。

2歳の子どもがコップに入れてあった台所用漂白剤を誤って飲んでしまった。

洗剤や漂白剤などは子どもの手の届かない高い場所や鍵のかかる場所に保管する。

5歳の子どもが自宅3階のベランダの室外機の上で遊んでいて転落し、顔面を骨折した。

窓際やベランダには、子どもが上れるようなものを置かない。

おでんの油揚げと一緒に爪楊枝を飲み込んでしまった。

誤飲を防ぐため、爪楊枝の代わりにパスタを使うなど調理を工夫する。

高齢者の長風呂を不審に思った家族が様子を見に行ったら浴室で倒れていた。

高齢者は長時間の入浴を避け、家族が起きている時間に入浴する。

寒い季節はヒートショックを防ぐために脱衣所と浴室の温度差を少なくする。

長時間、電気アンカを使用して足にやけどをした。

低温やけどの恐れがあるのでカイロやアンカ、湯たんぽは長時間使用しない。

屋外に潜む危険

道路や駐車場、公園、駅など、家の外にも危険と隣り合わせの場所がたくさんあります。最近は、歩きスマホによる事故も増えています。どこでどのような事故が起きるのかを知り、事故を未然に防ぎましょう。

事故の事例と防止ポイント

近所の公園で他の子どもが乗っているブランコに左頬をぶつけ、顔面を負傷した。

公園で遊んでいるときも周囲に気を配る。

エレベーターに乗ろうとしたら床とエレベーターの段差につまずいて転倒した。

エレベーターと床の段差に注意し、駆け込みなど無理な乗り方をしない。

電車のドアが開いたときに、ベビーカーに乗せていた娘の左足部が戸袋にひきこまれケガをした。

電車のドアが開く際に、子どもの手や足などがドアに触れることがないように注意する。

スーパーの買い物カートの座席から子どもが立ち上がり、転倒してケガをした。

子どもの行動には注意し、自転車に乗せるときなどはヘルメットを被せる。

子どもがかくれんぼをしていて宅配ボックスから出られなくなった。

宅配ボックスで遊ばないよう子どもに注意する
※内部に緊急開錠用のレバーがついている宅配ボックスもある

子どもがプールで溺れた。

子どもから目を離さず、川や海では小さい子供にはライフジャケットを必ず着せる。

満員電車の中で傘を水平に持っている人がいて、傘が脇腹にぶつかり肋骨にヒビが入った。

人通りの多い場所で長い傘をたたんで持つときは水平ではなく垂直に持つようにする。

学校からの帰宅途中、駅ホーム上でスマートフォンを見ながら歩いていたら誤って線路に転落してケガをした。

歩行中に携帯電話やスマートフォン等を操作しない。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?