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更新日:2018年3月1日
救急隊が到着するまでの間、傷病者に対する応急手当は、バイスタンダー(その場にいた方)にお願いをしています。
そのため、救命率(社会復帰率)向上を目指し、消防機関をはじめ様々な団体が応急手当の普及啓発を行っています。
近年、バイスタンダーによる心肺蘇生法実施及び除細動(PAD)等により、心肺停止状態の傷病者が社会復帰した事例やバイスタンダーの応急手当が功を奏した事例をよく耳にするようになってきました。
しかし、勇気を出して応急手当を行っていただいた方々は、助けるための道具もなく、医学的な予後の知識もなく、自分の行った手技が正しかったかどうかを判別してくれる体制もない中で、傷病者の命をたった独りで任されるといった、重責により不安を感じることとなります。
そのため、バイスタンダーが傷病者に対し心肺蘇生法を実施した場合、心的ストレスを受ける可能性があることは容易に想像がつきますが、そのストレスをサポートするシステムは殆ど存在していないのが現状です。
消防局では愛知県衣浦東部保健所と碧南市、刈谷市、安城市、知立市及び高浜市の保健センターとタイアップし、「バイスタンダーフォローアップカード」の配布をすることで、相談窓口があることを知っていただく取り組みを開始しました。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
消防局消防課救急係
〒448-8677 刈谷市小垣江町西高根204番地1
電話番号:0566-63-0135
ファクシミリ:0566-63-0130
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