高浜消防署トップページ > 日々の活動 > 第71回文化財防火デーにかかる消防訓練に参加【高浜消防署】
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更新日:2025年1月29日
毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。この日は、日本各地にある貴重な文化財を火災などの災害から守るため、全国で防火訓練や啓発活動が行われています。
この記念日が制定された背景には、昭和24年(1949年)1月26日に発生した法隆寺金堂の火災があります。世界最古の木造建築であるこの貴重な文化財が炎上し、壁画が焼損したことをきっかけに、防火対策の必要性が強く認識されました。そこで、昭和30年(1955年)に「文化財防火デー」が制定され、以降、毎年この時期に防火訓練や防災啓発活動が全国で実施されています。
高浜消防署では、令和7年1月22日(水曜日)に、高浜市春日町にある蓮乗院にて消防訓練を実施しました。
この訓練は、高浜市役所のこども未来部文化スポーツグループが主催したもので、蓮乗院関係者、高浜消防署、高浜市文化財保護委員会及び高浜市役所が参加しました
当日は、消防署の警防・救助係と予防係が指導を担当し、次のような訓練が行われました。
参加者は、実際の火災を想定しながら消火器の使い方を学び、火災発生時の対応手順を確認しました。特に、初期消火の重要性や、消防機関への迅速な通報が被害を最小限に抑える鍵であることが再認識されました。
文化財を火災などの災害から守るためには、施設関係者だけでなく、地域住民との連携・協力も欠かせません。「文化財防火デー」を通じて、地域全体で防火意識を高めることが重要です。
今後も、文化財の安全を守るため、地域住民と協力しながら、防火・防災体制の構築と強化に努めてまいります。
貴重な文化財を次世代へと引き継ぐために、私たち一人ひとりが防火意識を持ち、地域ぐるみで守っていきましょう。
【訓練の様子】
愛知県高浜市春日町六丁目8番地30
お問い合わせ
高浜消防署
〒444-1321 高浜市稗田町六丁目2番地15
電話番号:0566-52-1190
ファクシミリ:0566-52-7777
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