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令和7年度第1回消火器取扱指導会を実施【高浜消防署】

更新日:2025年7月11日

高浜消防署では、令和7年7月10日(木曜日)、高浜市立吉浜北部保育園において、「令和7年度第1回消火器取扱指導会」を実施しました。

この指導会は、高浜消防署が事務局を務める高浜市危険物安全協会の行事の一環として行われ、園児を対象に消火器と手持ち花火の安全な取扱いについて指導を行いました。

なぜ“火の教育”が必要なのか?

「火って、こわいけど、おもしろい」

そんな風に感じ始める子どもたちにとって、“正しい火の使い方”と“自分を守る行動”を学ぶことは、安心・安全な未来への第一歩です。

令和の時代、火を直接使う機会が減った一方で、家庭には調理家電や花火、暖房器具など、見えにくいリスクが潜んでいます。大切なのは、「怖がる」のではなく「正しく知る」こと。小さな頃から火の性質や危険性を学び、自分自身や周囲を守る行動を身につけることが、未来の安全を築く第一歩です。

はじめに吉兼副会長からのメッセージ

指導会の冒頭では、高浜市危険物安全協会の吉兼副会長より、次のようなメッセージが子どもたちに贈られました。

「火の力は便利にも危険にもなります。だからこそ、正しく向き合って使う心がけが大切です。」

子どもたちも真剣な表情で耳を傾けていました。

子どもたちが体験した“3つの火の学び”

1.【まずは知る】着衣着火時の対応訓練

「ストップ・ドロップ・アンド・ロール(止まる・倒れる・転がる)」の動作を、実際に体を動かしながら体験しました。職員による模範実演を交えることで、視覚的にも理解を深める訓練となりました。

2.【やってみる】水消火器の使い方体験

園庭では、30本の水消火器を用いて的を狙う訓練を実施。正しい構え方、レバーの扱い方、噴射の方法を一つひとつ丁寧に学びながら、子どもたちは本物さながらの体験に夢中になっていました。

3.【学びながら楽しむ】手持ち花火の安全な使い方

実際に火をつけながら、花火の正しい扱い方と安全な距離感、消火方法などを学習しました。夏のレジャーシーズンを前に、実生活にも直結する大切な知識を身につけてもらうことができました。

おわりに

火災は、「知らなかった」では済まされない、命に関わる重大な問題です。しかし、正しく学び、理解することで、子どもたちは自らの手で未来を守る力を育んでいくことができます。

高浜消防署では今後も、高浜市危険物安全協会や地域の皆さまと協力しながら、子どもたちの防火意識の向上と安心・安全なまちづくりに取り組んでまいります。

お問い合わせ

高浜消防署   

〒444-1321 高浜市稗田町六丁目2番地15

電話番号:0566-52-1191

ファクシミリ:0566-52-7777

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