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更新日:2018年3月1日
河崎 慎也(かわさき しんや)
安城消防署 警防2係 消防士
採用年度:平成28年度
私は入職して現在2年目、半年間は消防学校で学び、それから現場に出て1年半ほどになります。警防係に配属され、火災現場での消火活動のほか、消防車の車両点検、地域の消火栓や店舗の自動火災報知器の点検、火災予防運動などに携わっています。救急件数が多いことから、救急車に乗り救急隊員として活動することもあります。
消防学校を卒業すると、そのまますぐに出動することになるのですが、初めて出動したときは緊張しましたね。消防署を出て、サイレンを鳴らして走ることにもドキドキしました。学校で学んでいるときとは緊張感が全く違っていたので、仕事前に自然と「さあ行くぞ」と気持ちを入れるようになりました。
消防学校を卒業してすぐに、初めて火災現場に出たときのことも印象に残っています。建物が全焼した火災だったのですが、燃えている建物と、大きな火が目の前にあって、熱くて。怖さを感じたわけではありませんが、これが現場なんだと。初めの頃は、現場で何もできない自分を感じて、悔しい、もっと勉強しなければという気持ちが強かったです。隊長や先輩の動きを見ていろいろなことを覚えながら、これまで件数を重ねてきました。
消防士については、高校の野球部の先輩が消防士になり、仕事の話を聞かせてもらったことから目指すようになりました。消防士の仕事は消火活動だけではないこと、事務処理もあるし、救急件数が多く、救急車に乗ることも多いこと。すごくやりがいがあって、楽しい。そう聞いて、とても惹かれました。もともと「かっこいいな」と思っていましたし、体を使うのが好きなので、体力を生かせればいいなと思って高校卒業と同時に受験したのですが、1年目は不合格でした。
不合格になってからは、ますます消防士になりたい気持ちが強くなりましたね。公務員試験受験のための専門学校に通い、その間に地元の消防団に入り1年間の活動を経て、入職することができました。
消防士の仕事は、毎日違うことが起こります。毎日新しいことがあり、短期間でも成長を感じることができる。出動したときに「ありがとう」と言われることも多く、やっぱりやりがいがある仕事だなと実感しています。
警防係は、火災、救助、救急と、何でも知っていないとできない仕事です。安城消防署は出動件数が多く、さまざまな現場で学ぶことができるので、今はそれぞれについて知識を深めていければと考えています。周りにはさまざまな年代の先輩がいて、聞けば何でも教えてもらえますし、一緒に筋トレをしたりして、コミュニケーションをしながら楽しく過ごさせてもらっています。
今後は、災害現場などで役立てられるよう資格をとったり、応急手当の普及講習などを通じて地域の方たちとより関わる機会を持ちたいと考えています。覚えることがたくさんあるので、常に勉強する気持ちを持って、これから何十年間と、この仕事をずっと続けていきたいですね。そして先輩たちのように、現場で周りがよく見えていて気を使える、そんな消防士になりたいと思っています。
写真を撮るのが趣味という河崎さん。非番の日や週末に行ったことのない場所や新しい場所を発見するのが楽しいそう
時間 |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
6時00分 |
起床 |
|
7時00分 |
||
8時00分 |
出勤・勤務交代準備 |
出動できる体制を整えます。 |
9時00分 |
車両積載物点検 |
自分が乗車する車両の資機材を点検し、 その日に起こる災害に備え対応できるようにします。 |
11時00分 |
昼食準備 |
|
12時00分 |
昼休憩 |
|
13時00分 |
訓練等 |
救助訓練や地水利調査などを行います。 |
16時00分 |
夕食準備 |
|
17時00分 |
夕食・休憩 |
|
18時00分 |
事務処理 |
出動報告書作成や、消防設備に関する届出等の処理を行います。 |
0時00分 |
仮眠 |
|
6時30分 |
起床 |
|
8時30分 |
勤務交代 |
翌日の勤務院へ申し送り勤務交代します。 |
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