安城消防署トップページ > 日々の訓練など > 令和6年度安城消防署舟艇訓練
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更新日:2024年8月26日
衣浦東部広域連合消防局安城消防署では、水難事故対応の能力向上を目的として令和6年7月22日(月曜日)及び7月23日(火曜日)の2日間にわたり、愛知県唯一の天然湖沼である油ヶ淵にて舟艇訓練を実施しました。
この訓練は、水難事故発生時における救助活動の再確認と隊員間の連携強化を目的として実施したものです。
当日は、溺者救出訓練・救命ボートの操船方法及び船外機の取り扱いなどを実施し、大変有意義な訓練となりました。
今後も定期的に訓練を行い、住民の安全・安心の確保に努めてまいります。
溺者(要救助者)に対して呼び掛けを行いながら、救助用ゴムボートにて接近します。接近後は、救命浮環などを投下して溺者の浮力確保に努め、救命ボートへ収容します。
陸上や岸から近い場所に溺者がいる場合には、陸上から救命浮環やスローバックといった資機材を投下することで、早期に溺者の浮力確保や救出に移行することが可能です。
水難救助の用途で使用する膨張式ボートに動力を有するボートを膨張式救命ボート(IRB:Inflatable Rescue Boat)と呼びます。安城消防署が保有するボートは、船外機(取り外し可能な推進機関で、駆動装置・舵・燃料タンクなどが一体化しているもの)を取り付けることが可能なため、動力を有するボート等を操縦するには船舶免許が必要になります。
小型船舶操縦免許保有者の操船技術の向上を目的として、令和5年5月に配備された膨張式救命ボート(ウィリー号)の操船訓練を実施しました。