【安城消防署】水害対応訓練を行いました

近年、地球温暖化等による気候変動による都市型水害の発生率が数十年前と比較して約1.5倍に増加していると言われています。突発的に発生する都市型水害に対応すべく衣浦東部広域連合安城消防署では、水の事故が多くなる時期に備えて、令和7年4月17日（木曜日）及び4月18日（金曜日）の2日間にわたり安城市立錦町小学校の屋外プールをお借りして水害対応訓練を実施しました。今後も、地域住民の安心安全を守るため職員一同精進してまいります。

【水害対応基本訓練】

水面歩行要領（腰ほどの水位で歩行する方法等）や陸上からの救出要領を確認しました。防災ウェーダー（胴長）や救命胴衣を装備して水面歩行を実施し、水圧の影響や危険要素など基本的な手技を確認しました。着水しても沈まない浮力を有したスローバックを投げることで、溺れている要救助者へロープを陸上から届けることが可能なため、正確に要救助者の元へスローバックを投げられるように訓練を行いました。その他にも安城消防署が保有する救命ボートの乗船、操船及び係留要領を確認しました。

【救命ボート操船訓練】

救命ボートを活用して要救助者を救出する想定で訓練を行いました。訓練隊員も徐々にパドル操作や連携が上達し、速やかに救命ボートを操船出来るようになりました。

【小学3年生に救出体験をしてもらいました】

訓練場所を提供していただいた、安城市立錦町小学校の小学3年生に対して救命ボートによる救出体験を行いました。訓練隊員も、日頃の訓練で小児を救出する訓練機会が無いため非常に有意義な訓練となりました。

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