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風水害に備える【消防課】

更新日:2025年4月18日

~自分と家族を守るために~

集中豪雨や台風などの風水害は、毎年のように全国各地で被害をもたらしています。被害を少しでも減らすためには、正しい知識早めの準備的確な行動が大切です。このページでは、市民の皆さまが今からできる風水害への備えについてご紹介します。

1.風水害のリスクを知っておきましょう

近年は、全国各地で予想を超える大雨や台風によって、住宅の浸水、道路の冠水、土砂災害などが頻発しています。その中でも「線状降水帯」と呼ばれる強い雨雲が長時間とどまることで、短時間に大量の雨が降る傾向が増えています。

こうした災害は、衣浦東部広域連合管内でも例外ではありません。

そのため、市が提供している「ハザードマップ」を使って、事前に自宅周辺の危険な場所を確認しておくことが大切です。

  • 洪水や浸水が起きる可能性がある地域
  • 土砂災害のおそれがある地域(崖や急傾斜地の近くなど)
  • 自宅周辺の排水溝や用水路の位置や様子

2.日頃からできる備え

家に備えておくと安心なもの

いざというときに慌てないために、次のような備えを日常的にしておきましょう。

  • 飲み水や非常食(最低3日分、できれば1週間分)
  • 常備薬・お薬手帳のコピー
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池
  • モバイルバッテリー
  • ビニール袋やラップ、簡易トイレ

また、浸水が心配な地域では、「土のう」や「水のう」「止水板」を事前に用意し、使い方を確認しておくと安心です。

家族の避難行動を決めておく(マイ・タイムライン)

災害が近づく前に、家族で次のような話し合いをしておくと、非常時の行動がスムーズになります。

  • 避難する場所(市の指定避難所や親戚の家など)
  • 集合場所や連絡方法(携帯が使えないときのための方法も)
  • 高齢の家族やペットの避難手段
  • 「いつ、どのタイミングで避難するか」をあらかじめ決めておく

3.災害時の情報を正しく受け取りましょう

情報源の使い分け

災害時にはさまざまな情報が出回ります。正確で早い情報を得るためには、以下をチェックしましょう。

  • 【気象庁】気象警報・注意報、線状降水帯の発表
  • 【自治体】避難指示、避難所開設情報など
  • 【報道機関】テレビ・ラジオ・新聞など

また、自治体の防災アプリやLINE通知機能を活用することで、最新情報をスマホで手軽に受け取ることができます。

「警戒レベル」の意味を知りましょう

避難の判断には、国が定めた「警戒レベル」の情報が大切です。

  • レベル3:高齢者や要配慮者は避難を開始
  • レベル4:すべての人が避難(在宅避難含む)
  • レベル5:命を守るための最終行動(避難が間に合わない状況)

「まだ大丈夫」と思わず、早めの行動を心がけましょう。

4.いざという時の避難行動

安全に避難するために

避難は「早めに」「無理なく」行うことが基本です。

  • 夜や雨が強まる前の避難が安全です
  • 道路が冠水してからでは移動が危険になります
  • 高齢者や子ども連れの方は、特に早めの行動を

避難所に行くのが難しい場合は、2階への移動や親戚宅への避難なども選択肢に入れましょう。

地域で支え合うことも大切です

災害時には、地域の助け合いが命を守る力になります。

  • 一人暮らしの高齢者、障がいのある方に声をかけましょう
  • 自主防災組織や町内会の訓練にも参加してみてください
  • 普段から「声をかけ合える関係」を作っておくことが大切です

5.備えは「自分と家族を守る第一歩」です

風水害は、いつどこで起きてもおかしくありません。

備えは決して難しいことではありませんので、今日からできることを少しずつ始めて、自分と家族、そして地域の安全を守りましょう!

お問い合わせ

消防局消防課消防係 

〒448-8677 刈谷市小垣江町西高根204番地1

電話番号:0566-63-0134

ファクシミリ:0566-63-0130

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