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危険物安全週間【予防課】

更新日:2025年5月15日

意外と身近な「危険物」から、あなたと家族を守るために

毎年6月の第2週は、「危険物安全週間」です。これは、危険物を取り扱う事業所だけでなく、私たちの暮らしに関わるすべての人に向けて、「危険物の正しい取り扱い」と「事故防止意識」の高揚を目的とした全国的な啓発週間です。

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「え、これも危険物?」身近に潜む意外なリスク

危険物と聞くと、ガソリンスタンドや工場など、特殊な場所を思い浮かべるかもしれません。でも実は、私たちの家の中にも
“消防法上の危険物”はたくさん存在しています。
例えば…

  • 灯油:冬場に活躍するストーブ用の燃料
  • 塗料やシンナー:DIYや家具の補修に
  • アロマオイル:リラックスのための香りアイテム
  • マニキュア・除光液:おしゃれに欠かせない日用品
  • スプレー缶や消毒用アルコール、スマートフォンのバッテリーなど

これらはすべて、使い方や保管方法を誤ると火災などの重大事故につながる可能性があります。

実際に起きた、こんな火災

  • 灯油のこぼれに注意:ストーブの火をつけたまま給油し、こぼれた灯油に引火して火災に。
  • 除光液の蒸気に引火:ネイル中にライターを使い、可燃性蒸気に引火 してやけど。
  • アロマオイルの自然発火:使用後のタオルを放置した結果、酸化熱で発火。
  • 塗料が染み込んだ布の発火:使用後の布を物置に放置し、自然発火で物置が全焼。

危険物から身を守るためのポイント

1.火のそばで使わない
危険物は「火気厳禁」。特にスプレー缶や除光液は、揮発成分に火がつきやすいです。
2.使用後の布などは処理に注意
塗料やアロマオイルが染みた布は、乾燥機に入れない・放置しない・必ず水に浸して処理するのが基本。
3.灯油は正しく管理・給油
給油は火を消してから。タンクのふたを締め、漏れがないかしっかり確認しましょう。古い灯油は使わず、新しいものを使ってください。

4.換気をしっかりと
除光液や塗料を使うときは、必ず窓を開けて換気しましょう。

あなたの行動が、火災を防ぎます

危険物は、正しく扱えば便利で安全なものです。しかし少しの油断が、大 きな火災や事故につながることもあります。
この「危険物安全週間」をきっかけに、いま一度、家の中にある危険物とその扱い方を見直してみましょう。

お問い合わせ

消防局予防課危険物係 

〒448-8677 刈谷市小垣江町西高根204番地1

電話番号:0566-63-0137

ファクシミリ:0566-63-0130

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