廃車車両を使用した交通救助訓練を実施

　高浜消防署では、令和6年5月25日(土曜日)、株式会社三洋商店高浜工場敷地内において、ご厚意により訓練場所と廃車車両を提供いただき交通救助訓練を実施しました。

　この訓練は、年に4回行うことを計画しており、様々な交通事故事案に対応するため、車両に関する知識を深めるとともに救助技術の向上を目的として実施したものです。

訓練の様子

廃車車両が動かないようにタイヤ止めや、車両を安定させるための資機材を車両の下に入れ二次災害の防止を行います。空気を入れて車両を持ち上げるエアージャッキを使用して、安全な車両の持ち上げ方の確認を行いました。

 

窓ガラスを破壊する訓練を実施しました。サイドとフロントでは、種類の異なったガラスが使われているため、破壊方法が異なります。交通事故現場で車両のドアが開かなくなってしまった時に、窓ガラスを破壊し要救助者を救出することがあります。

 

油圧救助器具を使用してドアを破壊する訓練を実施しました。油圧救助器具は非常に重たいため一人で取り扱いすることは難しく、隊員同士で協力して破壊します。

 

今後も、交通救助技術の習熟に努めるとともに、市民の安全・安心のため、消防力の強化に努めてまいります。

目の前で事故が起きたら！

目の前で事故が起きた場合、迅速に119番通報することで救える命があります。

• どのような事故か
• けが人は何人いるか
• 車内に閉じ込められている人がいるか
• ガソリンやオイルなどが漏れていないか

このような情報を119番通報で伝えてください。

運転中の場合は安全な場所に停車してから通報してください。

 

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