高浜南中学校職場体験を実施【高浜消防署】

命を守る現場を肌で感じて

令和7年5月27日（火曜日）から29日（木曜日）までの3日間、高浜消防署では、高浜市立南中学校2年生の生徒1名を迎え、職場体験を実施しました。

この体験学習は、将来の進路を考える中学生にとって「働くことの意味」や「地域社会との関わり」を学ぶ貴重な機会です。消防署では、参加した生徒に実際の消防業務を体験してもらうことで、命を守る仕事の責任とやりがいを体感してもらいました。

職場体験内容

3日間の体験では、以下のような多岐にわたるプログラムを実施しました。

• 消防車での放水訓練

• ロープを使用した結索訓練

• 応急手当などの救急訓練

• 火災予防に関する教養

• 救助工作車や各種資器材の説明と装備体験

参加した生徒は、緊張しながらも真剣な表情で取り組み、消防の現場で求められる判断力や協力の大切さを実感したようでした。

職場体験の様子

地域と未来をつなぐ一歩に

消防署の仕事は、単に火を消すだけでなく、救急、救助、予防啓発と多岐にわたります。今回の体験を通じて、生徒が少しでも消防という仕事に興味を持ち、将来の職業選択の選択肢の一つとして考えてくれたなら、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。

高浜消防署では、地域の子どもたちが「自分のまちを守る」という意識を育て、将来の防火・防災の担い手として育ってくれることを心より願っています。

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